ある美容師とお客様との価値観、ヘナについての物語①

ある美容師とお客様との価値観、ヘナについての物語①

以前は天然とかオーガニック 

とか聞くと、まず最初に 

思うのが、

胡散臭い…  

みたいな感覚が多かった。  

なんかオーガニックってだけの 

響きで、いいイメージを 

つけようとするメーカーの商品。  

またオーガニックか…  

ウンザリ、って。  

ある時、新規のお客さんをカウンセリング 

してて、その方は白髪がチラホラある 

30代半ばくらいの年齢の方だった。  

僕としては感じとしてオシャレな方だし 

明るめの白髪も染まるカラーを提案 

しようとしていた。  

が、カラーのカウンセリングしてて 

お客さんがこんなことを… カラーの待ち時間が 痛くてすごい大変なんです…。と  

その時にカウンセリングで天然ヘナ 

があるから、そちらはどう? 

と提案してやったところ 

すごく喜んでくれた。  

僕はデザイン重視の考え方が多く 

来店したゲストには、オシャレに 

なって帰ってほしい。  

が、お店に来店されてカラーなどの  

時間に大変な思いをしている 方が

いた事実に向きあうように なってから

今まで余り興味が無かった

天然ヘナやオーガニックについて 

勉強することが多くなった。 

 今までは、なんとなく否定   

してたけど、ケミカルとは

また違う感覚も必要なのかもしれない…と

思うように。  

実際に天然ヘナとか調べだすと 

奥深く、面白い。

ケミカルが❌とかではなく 

ケミカルのいいところも 

取り入れながら 

オーガニックの提案も

していけたらいいな… 

と思ってます。  

天然100%でも人によって 

アレルギーとかも、あるんで 

言葉だけに惑わさらないよう 

気を付けましょうね。